食事の食後酒としてのワイン

おいしい料理を食べた後は、もっと食べたい、まだもの足りないという気持ちになる事があります。

そんな気持ちを補うために、食後に飲まれるお酒の事を食後酒(ディジェスティフ)と言います。

消化を助ける働きもあり、健康にもいいもので、コニャックやウィスキーなどの蒸留酒が好まれていますが、フランスなどのワインの生産地では、ワインもよく飲まれています。

食後酒としてよく飲まれているワインは、貴腐ワインのソーテルヌや、酒精強化ワインのシェリーやポートワインなど、甘口ワインが主になっています。

食後のデザートのように、ディナーの余韻に浸るための飲み物、という意味合いもあるようです。

特に南フランスでは、糖度の高いブドウを利用して、さまざまな甘口ワインが造られています。

シェリーやポートワインは、葉巻との相性も良いといわれていて、食後にくつろぐ時間をさらに充実させることができます。

ドイツで有名なアイスワインや、主にアルザスで生産されるヴァンダンジュタルティヴなどの甘口ワインも食後酒としておすすめです。

関連記事

ページ上部へ戻る