Q.赤ワインは冷やすな、白ワインは冷やせと聞きますが?
赤ワインにも白ワインにも、数多くの種類がありますから、赤だから冷やすな、白だから冷やせとか、すべて一律に決めつけるということはできません。
どのくらいの温度が美味しいワインなのか、お店で買う時に確認するのが良いのではないでしょうか。
それに、ワインを冷やす、冷やさないといっても、それほど極端な温度のことを言っているわけではありません。
ワインの適正な温度は、ワインの種類にもよりますが、冷やしても温めても、12~18度前後くらいの世界です。
冷たいなと思ったら、室温に出したり、グラスを手で温めるくらいで充分なのです。
赤ワインでも白ワインでも、高い温度では、甘みなどの味わいを強く感じます。
冷やせば冷やすほど、すっきりするかわり、味わいが弱くなります。
同じ糖分の缶コーヒーでも、ぬるいと甘みが強くて飲みにくいのに、冷やすとあまり甘いとは感じず、たくさん飲めます。
それと似たような現象ではないでしょうか。
この現象をうまくワインに活用すると、ワインをもっとも美味しく飲める温度が見つかるのです。