えっ、ワインってそんな飲み方してもいいの?
温度管理の大事なワインですが、夏の暑い夜には、どうしても冷たいものが飲みたくなりますよね。
そう高くないワインに限っては、冷えていないワインに氷を入れて冷やしても、美味しく飲む事が出来ます。さっぱりした白ワインなら、特に爽やかで、冷たい口当たりが楽しめます。
ウィスキーのように、グラスに山盛りの氷を入れて、そこに少量の赤ワインを注いで飲むと、また格別の味わい方もできます。
ただし、良いワインには禁物です。水っぽくなって、せっかくのワインが台無しになってしまいます。あくまで安いワインを使いましょう。
また、ちょっと酸化させてしまったワインも、ワインカクテルのように他の物で割ってみると、意外と楽しめたりもします。
一般的には、白ワインをソーダ水で割るスプリッツァー、赤ワインはジンジャエールで割るキティ、といった飲み方が好まれています。
バーなどでよく飲まれるキールは、白ワインとカシスリキュールのワインカクテルです。白ワイン:リキュールを8:2の割合で混ぜて作ります。
これが赤ワインだと、カーディナルと呼ばれますが、こちらはキールよりもワインの分量を少し大目にして、赤ワインの渋みを増した方が好まれています。
また、スパークリングワインをオレンジジュースで割ると、ミモザという、素晴らしいオレンジジュースになります。量は5:5ぐらい、女性にも、とても飲みやすいカクテル。
しかし赤ワインを割るなら、断然コーラで割るカリモーチョをお薦めします。これは、美味しいワインの安く手に入るスペインではとてもポピュラーな飲み方だそうで、女性でもぐいぐい飲めて、ハマってしまう人が続出しているワインカクテルです。
ちょっと変わった飲み方として、スプライトで白ワインを割るといった方法もあります。いずれも量は5:5を目安にしてみてください。
炭酸で割ったワインに、氷を入れて飲むと、夏には格別の素晴らしい飲み物になります。
あまり好みでないワインに巡り会ってしまった、と思ったときは、このようにカクテルにすると、意外な美味しさを発見するかも知れません。