ワインを楽しむコツは、自分の舌に自信を持つこと

ワインを飲み始めた頃は、誰しも自分の味覚に対して、多少の不安を抱くものです。

私たちが感じている味は、果たして正しいのでしょうか。あまりおいしくない気がするけれど、おいしくないと判断してもいいのでしょうか。味覚とは、極めて個人的なもので、たとえ周囲の人達と感想が違っていても、誰も自分と同じ味の感じ方ができうように指導する、なんて事はできません。

ワイン選びで大事なのは、自分の味覚を信じる事です。では、どのようにすれば自分の味覚が信じられるようになるのでしょう?

それには、とにかく「経験」を数多く積むことが大切です。

私たちは「おいしい」という感覚を、生まれた時からあらかじめ備わっている、直感のようなものだと思いがちです。しかし、実際は、過去に経験した味や香りから総合的に判断される、その時々によって変わっていく感覚だと言われています。

ワインを飲む経験を積むことによって、おいしさの判断基準の引き出しを増やしてゆけば、味の微妙な違いがわかるようになります。さらに早くワインの味を理解する近道として、さまざまな種類(特にブドウ品種)ごとにワインを飲んでみる事をお勧めします。

最初は若いワインで、ブドウ品種の違いを比べてみるといいでしょう。

赤ワインは渋み、白ワインは香りの違いが、特に重要となってきます。

それらの比較に慣れたら、次に、同じブドウ品種で産地の違いを比べてみるといいでしょう。なかでも、赤ワインのボルドーとブルゴーニュの違いは、初心者でも分かるぐらいに明白なので、一度おためしください。ワインに限らず、普段からいろいろな香りや味を堪能してみるのもいい訓練になります。

いつものお茶をハーブティーにかえたり、しっかりと味わいながらご飯を食べてみたり。こうすることで、ワインの中にある味の要素に、一つでも多く気がつくようになれば、味の感じ方も変わってきます。

また、自分よりも経験のある人と一緒に、同じワインを飲んでみるのも上達の近道です。

とりわけ最初の頃は、自分の感じている味を言葉にするのは難しいものです。そこで他人がどのように感じているか。聞いてみると意外と参考になるものです。

さらに、さまざまなワインを飲んできた経験者と経験を共有すると、格段の助けになります。

また、一度に複数のボトルを家に置いて、ワインの飲み比べをしてみるのも、味覚の経験値をアップするのに効果的です。細かい味の違いが区別できるようになれば、自分の好みも、その中からだんだんとより分けられるようになってきます。

それを繰り返す事によって、自分の味覚にも自信が持てるようになってくるはずです。自信を持って、ワインを飲みましょう。

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