観察と記憶はワイン通への道!

ワインを飲みはじめた頃は、赤か白、辛口か甘口かといった違いぐらいしか分からなかったのに、ワインを飲み続けてゆくうち自然と訓練を受け、一本一本のワインの微妙な違いが分かるようになるからすばらしいものです。

もしワインにもっと詳しくなりたいと願うなら、ただワインを飲んで自然と訓練を受けていたことを、意識して訓練してみると、格段にワイン通への道は近くなります。

この「意識して訓練する」とは、自分の視覚、嗅覚、味覚をフル活用して、目の前の一杯のワインに向き合うこと。

視覚は、そのワインの色合い、赤ワインならどんな赤?ローズ系の赤?オレンジ系の赤?といった具合に赤の世界もいろいろありますから、ピッタリ来る色合いを探してみましょう。

またワインを識別する鍵と言われているのは「香り」、嗅覚を用いてそれぞれのワインが持つ特徴を脳に刻んでいきます。香りは視覚から得る情報よりもさらに多くまたは決め手になる情報を含んでいます。

例えば、ワインが造られたその土地によってまったく違う香りを放つので、どこの国で作られたワインかなんて、すぐに当てることができるほどです。

さらに味覚を用いて自分の舌に記憶させてゆく訓練ができます。このとき、異なる複数のワインを比較しながら飲むとより明確に記憶できます。

となると、一人で数本のワインを空けるのはなかなか難しいですから、この「意識して訓練する」方法は何人かで取り組むとしやすいでしょう。

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