どこまで信じる?ワインにまつわる定番ウンチク、ホントのところ

「肉には赤ワイン、魚には白ワイン」

フレンチレストランで呪文のように唱えていると、ウェイターさんが「それほどこだわらなくていいんですよ。お好きなものをどうぞ」と言ってくれたりします。

そう言われると気が楽になる一方、「バカのひとつ覚え」だった自分が恥ずかしいような、照れくさいような気持ちになります。

このように、ワインには様々なウンチクや小ネタがあります。その最たるものといえば、「ワインは寝かせるほどいい」というものでしょうか。しかし、ワインのタイプによってはフレッシュなうちに飲んだ方がよいものもあります。

たとえば、今ではよく知られている「ボジョレー・ヌーボー」は、解禁されてから数ヶ月で飲むのが最適とされています。そこまで顕著ではなくとも、一般のワインは醸造後5年以内に飲むのが適しているのだそう。

また、どちらかというと白ワインよりも赤ワインの方が熟成に向いているとのことです。

何でもかんでも買ってきて棚にしまっておけば良いものではないのですね。

しまうといえば、確実に熟成に適しているワインはきちんとワインセラーに保存しなければなりません。

保存状態が味わいにかなり影響します。

せっかく熟成させても保存状態が悪いためにおいしさが半減してしまっては、時間をかけただけ失望感が大きいものです。購入するときに熟成に向いているものかどうかやその保存方法など、ワインショップに確認する必要があるでしょう。

そして、もうひとつワインにおいて信じられているのが、「ワインは高ければ高いほどおいしい」というもの。

ただ、最近は「高ければおいしいとは限らない」という認識もあるようです。

しかし、値段はピンからキリまであるワイン。おもてなしに使うワインや大切な日に飲むワインはできれば失敗を避けたいもの。そんなとき、値段の高いものを購入すれば味は保証されると考えてしまうのも頷けます。

もちろん、値段の高さと質の高さが比例しているのは事実です。

ただ、高級ワインにも「味の個性」があります。

たとえばドン・ペリニヨン、いわゆる「ドンペリ」は高級シャンパンの代名詞となっていますが、味わいとしてはフルボディの重たさがあると言われています。

軽い味わいを求めているのであれば、いくら高級ワインでも満足できるとは限りません。品質の高さも大事ですが、求める味わいもワイン選びでは大切な基準のひとつです。

形式やウンチクにこだわらず、自由にワインを選び楽しむことができることは最も理想的なワインの楽しみ方かもしれません。

肩肘張らず、ワインとつき合えるようになりたいものですね。

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