おいしいワインを見つけ出す一番の近道とは?

「おいしいワインを飲んでみたい!」というのは、ワインを飲む人なら誰もが一度は願うこと。

そんなときに、はじめてワインを買おうとする人がまず思い浮かべるのが、とにかく有名なワイン、あるいは、とにかく高い高級ワインだったりします。

しかし、せっかく手に入れたそのワイン、本当においしい、と感じることができるとは、限りません。嗜好品の好みは、その人の年齢や経験、体調やシチュエーションによって、じつは大きく変わってきます。

私たちの子供の頃を振り返ってみても、好きな食べ物や、好みの音楽がずっと変わらないという人は珍しいでしょう。それと同様に、ワインの好みも人それぞれで、本当においしい、と感じるかどうかは、その時々の経験の差によって違ってくるのです。

ワインを飲み始めたころは、フルーティで酸味も渋みも少なく、親しみやすい味わいのものを「おいしい」と感じる人が多いものです。

しかし、沢山ワインを飲み始めて、それがだんだんもの足りなくなってくると、単純なフルーティさよりも、酸味や渋みでより複雑になった、深い味わいのワインを求めるようになります。また、人によっては香りで選ぶのもポイントのひとつとなってきます。

初心者の人が「おいしいワイン」だと思いがちな、有名なワインや、高いワインというのは、実は、ほとんどが後者のワインだったりします。つまりは、玄人向けの複雑な味のワインで、本当は安いワインの方にこそ、私たちにとってのおいしいワインがある可能性が高いのです。

飲んでいるうちに、味覚が変化するなんて・・・と、不安に思うかも知れませんが、心配することはありません。それはだんだんと私たちの舌が肥えていっている、という事です。

ワインを飲む経験が積み重なってゆくうちに、わずかな味や香りの違いを区別できるようになり、今よりもっと自分にぴったり合ったワインを探せるようになっていくのです。

おいしいワインに出会うには、とにかく経験を積むしかありません。

他人の好みや、意見を参考にしながらも、自分の感覚を信じて飲み続けることで、自然と味覚にも磨きがかかってゆき、自分だけのおいしいワインを見つけることができるようになっています。

さまざまなワインを経験していくうちに、さらに一段上の味わいと出会い、少しずつ自分だけの「おいしいワイン」に近づいてゆく。このおいしい出会いの瞬間こそが、ワインを飲む一番の醍醐味でもあります。

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