日本産のワインっておいしいのですか?

日本産のワインは、正直言って以前はあまりほめられるようなものは出ていませんでした。しかし、20年ほど前から、メルシャンなどで、ワインの品質向上に向けて挑戦が進められてきました。

メルシャン社のシャドルネは辛口の白ワインの中で特に躍進しているものといえるでしょう。フランスのブルゴーニュやボルドーに比べるとまだまだと言ったところはありますが、カリフォルニアのワインには負けない世界に通用するワインが数多く出るようになりました。

北海道に『ケルナーワイン』というのもあり、これもいいワインといえます。さらに山梨の『甲州』という品種のブドウを使ったワインは、ぜひ飲んでいただきたい逸品。ヨーロッパのワイン用ぶどう種でありながら、なんと中世から栽培されてきた品種です。

しかし、このブドウは、ワインにするとどうしてもうまくいかないところがありました。その難点を勝沼のワインの造り手が努力の結果克服し、ここ10年ですばらしいワインができるようになりました。日本のワインもここまで来たかと思えるようなおいしくいただけるワインです。

また、赤ワインについてもいいワインが出るようになりました。これもメルシャン社の『メルロ』というワインです。こちらは、シャドルネと並び世界に恥ずかしくないワインといっても過言ではありません。

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