ワインの品質を見た目で判断するポイント
ワインはとてもデリケートで、瓶詰めされて出荷された後も瓶の中で熟成されており、温度・湿度・光・振動などさまざまな環境の変化によって品質が左右されます。
ワインの品質を見た目だけで判断するのは難しいですが、白ワインやロゼワインはほとんどの場合透明なボトルに入っていますので、比較的判断しやすいと言えます。全てのワインに必ず当てはまるとは言えませんが、品質を判断する一般的なポイントをご紹介します。
白ワインの場合は、イエローやライトグリーン・グリーンがかった透明感のある色ではなく茶色っぽくなっていたら、品質劣化の可能性が高いので避けた方がいいでしょう。白ワインは熟成すると色が濃くなりますが、劣化すると褐色がかってきます。また濁りや曇りがある白ワインも避けた方が無難でしょう。
同様にロゼワインも、鮮やかなピンク色やサーモンピンクではなく茶色がかった色になっていたら、買わない方がいいでしょう。
赤ワインの場合は、光の影響を抑えるために透明のボトルではなく緑などの色がついたボトルが使用されているので、見た目で品質を判断するのは難しいと思います。
ボトルを少し傾けて照明に当て、口の部分を透かして見える色で判断するのですが、ボトルの色によっても違いますしワインの性質によっても変わってきます。素人では判断できないと思いますので、潔くプロに任せた方がよいかもしれません。