ワイナリー見学に行ってみよう!
最近、ワイナリー見学が人気バスツアーなどによく組み込まれています。実際に作っている現場を見たり、さらに試飲したり、おいしいワインを買ったりと楽しめるものです。
ではこのワイナリー見学はいつ始まったものなのでしょうか。実は戦後のオーストラリアで始まったのではないかといわれています。オーストラリアでは休日になると家族そろってドライブに行き、バーベキューをするなど屋外の活動が盛んでした。その中でちょっと足を延ばしてワイナリー見学をする人が出てきました。
ワインを安く買うことができるし、面白いということで人気が出てくると、ワイナリーの方も直接販売の利益が上がってきたため、受入体制に本腰を入れるようになったのです。
同じようにアメリカでも、カリフォルニアにおいて素人中心のミニワイナリーが勃興したことで、ワイナリー巡りが新しいレジャーとして定着しました。
このように「グローワー」(ブドウを栽培してワインまで造る生産者)側の努力と、ワイナリー見学によって「ワインは面白い」と感じだした消費者の意識の変化によって、ワインマニアの層が幅広くなったといえます。
ぜひ、週末の予定にワイナリーめぐりを入れてみてはいかがでしょうか。もちろん、ハンドルキーパーを1人確保することを忘れずに・・・。