ワインにも偽物があるって本当?

絵画に贋作が存在するように、とても残念なことではありますが、ワインにも偽物が存在します。通称フェイク・ワインと呼ばれる偽物のワインは、コルクの焼印の有無や、年代物のワインであれば目減りの状態などを手がかりに、中身を飲まずともその真贋を判断することができます。

有料のワインの試飲会で、まさかそのシャトーがこんなワインを造るなんて考えられない・・・というワインが出されたこともあるようで、どう考えてもおかしい、と感じた方がコルクを見たところ、シャトー名の焼印もなくお粗末なコルクだったそうです。コルクを貸してほしいと販売員の方に伝えても、さっと隠されてしまったらしく、対面販売でもこのような信じがたいことが起こるのですから、インターネットや通信販売での購入の際は、きちんと信頼出来るところから購入することをおすすめします。

最近の中国では、ボルドー五大シャトーの中でも、特にシャトー・ラフィット・ロートシルトの人気が非常に高まっています。価格も大幅に値上がりし、なんと空き瓶ですら数万円で取引されているという、目を疑うニュースまで飛び込んでくる始末です。数万円も支払って空き瓶を手に入れてどうするのでしょうか?使い道を想像するだけでまた不安になってしまいますね。

中国では2011年にも「水」と「色素」と「香水」だけで偽造ワインを造っていたメーカーが摘発されています。しかも一社だけでなく数社も、です。その他、かつてはボトルとは全く関係のないワインを詰めた偽造ワインや、いわゆる「水増しワイン」といわれる、ワインに水を加えて薄めたものが造られていました。

そのようなひどい偽物ワインを手にしてしまったとき、お金や期待を損なっただけでは済まない場合があります。特に注意をして頂きたいことが、健康への被害についてです。

ワインに甘味を加えるために、人体にキケンが及ぶほどのジエチレングリコールを混入したワインが1985年にオーストリアで流通したことがありました。「毒ワイン事件」として大きな問題になったので、記憶に残っている方も多いかもしれません。

かつて、日本産のワインからもジエチレングリコールが検出されたことがあり、消費者のワイン離れが起こったこともありました。このような行為は許されざる行為ですが、このような現実があるからには、私たち消費者も普段から気をつけておく必要がありそうです。

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