Q.ワインの飲み頃は、どうやったらわかりますか?
ワイン好きにとって、買ったワインをいつ開けて飲むかは、永遠の課題といえるでしょう。
できたら、同じワインを何本か買って、開封する時期をずらして、それぞれ飲んでみてください。時期によって味がさまざまに変化し、なぜワイン好きが開封時期にこだわるのか、判ってくるのではないでしょうか。
造られたばかりの若いワインはフルーツの要素が強く、熟成が進むにつれて、フルーツっぽさが薄れ、味わいが変化していきます。
どのあたりの味を好むかは、人それぞれ。その人が美味しいと思った時期が、最もよい飲み頃なのです。
高級なお菓子を買ってみたけど、思ったより美味しくなかった。
そんなときに、「このお菓子は、すぐ食べるのが美味しいとされているんだ」とか「このお菓子は、熟成してから食べるのが良いとされているんだ」とか言われても、困ってしまいます。
ワインも同じです。
言われた時期に開封してみたけど、いまいちだなあと思ったら、次の機会にまた買ってみて、また飲んでみればいいだけなのです。