種類で分かるワインの基礎知識
お酒は製造方法により、醸造酒・蒸溜酒・混成酒に分けられます。ワインは日本酒やビールと同じく、フルーツや穀物原料を発酵させた醸造酒の仲間。
さらにワインを大まかに分類すると、スティルワイン(非発泡性ワイン)・スパークリングワイン(発泡性ワイン)・酒精強化ワイン・混成酒の4とおりに分けられます。
スティルワインは皆さんよくご存知の一般的な赤・白・ロゼワインのことです。アルコール度数は大体9~14度。
スパークリング・ワインは泡の立つワインのことで、シャンパーニュなどが代表的。
酒精強化ワインとは、スティルワインの発酵中もしくは発酵後にブランデーなど高い度数の酒を加え、保存性を高め、コクを深めたものです。ポルトガルのポートワインやスペインのシェリーなどがよく知られています。
混成酒はスティルワインに香辛料や薬草などを加え、独特な風味に仕上げたものです。食前酒や食後酒にも用いられ、イタリアのベルモットなどが有名です。