気軽に楽しめるドイツワインはどれ?

ドイツワインで高くなくて気軽に飲めるワインは何なのでしょうか?

以前はライン・ヘッセンの「リーブフラウミルヒ」と、モーゼルの「シュヴァルツ・カッツ」でした。しかし、「リーブフラウミルヒ」は大量生産によりポピュラーなワインの代名詞となり、「シュヴァルツ・カッツ」は、今では「砂糖水」とまで酷評されるほど粗末なものまで出回るようになってしまいました。

ドイツワインで横綱級といわれるものは、『ラインガウ』と『モーゼル』です。壜(びん)の形は同じ細長い形をしていますが、ラインガウが茶色であり、モーゼルは緑色になっています。

その風味はラインガウが重厚であり、モーゼルは軽快といったところでしょうか。では、この2つのうちどちらが良いかというと、それは人ぞれぞれということが言えるでしょう。

ラインガウのワインはドイツワインの中でも最も華やかで偉大なワインと称されており、その8割近くが最高品種のワインとなっています。その味は、とろっとした舌触りに熟した果実の香りを感じるものです。

モーゼルにおいては酸味の爽やかさとほんのりとした甘美な甘さがあります。ブドウは急斜面で育てられており“命がけのワイン”とも称されています。安いものでは900円ぐらいで1瓶が買えます。

どちらもいいワインですので、リーズナブルなワインを飲むのも良いですが、月に一度くらいは奮発して良いワインを飲むのも良いでしょう。

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