冷やしすぎ注意!白ワインの適温とは?

「白ワインは冷やして」、というのが一般的ですが、とにかく冷やせばいいというものではありません。

確かに極甘口のワインやシャンパーニュは、2度から6度くらいまで冷やしたほうが美味しいのですが、味覚には個人差もあります。あまり冷やしすぎると味が感じられない、という方もいらっしゃいますから、お店側もリクエストに応じるべきです。

また、白ワインでも冷やしすぎない方がいいものもあります。普通の白ワインでも、飲みごろは6度~10度くらいでしょうか。ただし、上等なものですと、もうちょっと高めのほうがいいこともあります。

赤が冷やしすぎない方がいいのは、タンニン等の渋み成分を抑えすぎないためです。上等な白ワインでも、渋み成分が含まれていて、これがふくよかな風味を生み出しています。上等な白ワインならば、甘口の赤ワインと同じくらいの温度で飲むほうが、冷やし過ぎよりも美味しく感じられます。

レストランで「赤を冷やして」「白をもう少し温度を上げて」と頼んで嫌な顔をされたり、断られたりしたら、まずサービスがなってないと思って良いでしょう。お客様の好みに応じて、最も美味しく感じられる飲み方で楽しんでいただこうというお店ならば、快く応じてくれるはずですから・・・。

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