辛口白ワインのブドウの品種にはどんなのがある?

辛口白ワインの中で圧倒的に有名でその市場を占めているのが、ブルゴーニュを代表とするシャルドネ・ワインです。しかし、気候や土壌によってはシャルドネの栽培に適さない土地もあり、そこで頭角を現してきたのが、ボルドーで長年白ワイン用に作られていたものの軽視されてきたソーヴィニヨン・ブランです。

ロワール河流域で栽培されたソーヴィニヨン・ブランは、シャルドネとは違った魅力を持つ白ワインとなり、今や白ワインの代表的な品種の一つとなっています。特にニュージーランドでは大成功をおさめ、辛口白ワインでは一歩遅れを取っていたボルドーでもその価値が見直され、認められるようになりました。

プイィ・フュメやサンセールのソーヴィニヨン・ブラン、シュール・リーを代表とし第一次大戦後人気が急上昇したミュスカデなど、ロワール河流域の辛口白ワインは、ブルゴーニュほどの豊かなボディではないもののロワールらしい爽やかな酸味があり、知名度でも若干落ちるため比較的安く売られています。

ドイツの有名な高級品種であるリースリングは、その味を求めてカリフォルニアを始め世界中で栽培とワイン造りが挑戦されてきましたが、赤のピノ・ノワール同様扱いが難しい品種で、隣国オーストリア以外では成功できていません。

こうして、特定品種をラベルに表示し売り出すヴァラエタル・ワイン以外では、それぞれ品種によって育つ環境が違うため、世界中でその地方ならではのブドウから造られた辛口白ワインが出来上がり、広い地域に分布しています。

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