ロゼのスパークリングの製法は?

ロゼのスパークリングの製法については、いくつかの方式があります。まずブレンド(アッサンブラージュ)方式。シャンパーニュの白ワインにシャンパーニュの赤ワインを10~20%加える製法。

現在出回っているロゼスパークリングの大半がこの製法で、変色しにくいのが特徴です。フランスのワイン法では白ワインと赤ワインを混ぜる行為は禁止されているのですが、シャンパーニュのロゼだけは例外が認められているのです。

次に漬け込み(マセラシオン)方式です。これは黒ブドウを果皮ごと漬けて、やや発酵させた段階で色素を抽出するもの。色素が不安定で手間もかかるため、この製法でつくられるロゼスパークリングは全体でも非常に数が少ないようです。

黒ブドウの豊かなアロマと奥深いコクが魅力で、値段は大変な高価なものが多くあります。

ほかにも、出来上がったロゼワインを瓶詰めする際に酵母や糖分を加え、二次発酵で炭酸ガスを発生させる製法もあります。

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