ワイングラスが倒れてしまった!こんな時はどうすればいい?
ワイングラスの特徴といえば、「背の高さ」があげられます。
普段よく使うコーヒーカップも、ビールグラスも、日本酒用のお猪口も背は低く安定しているため、誤って倒してしまうことは少ないかもしれません。
しかし、ワイングラスは背が高く、脚の部分も細いため不安定になりがちで、ちょっとした不注意でつい倒してしまったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特にアルコールが入っている状況で、とっさの対応ができなければ被害は拡大してしまいます。
では、どのような対応をするのがベストなのでしょうか?まずは、ナプキンなどで、ワインが流れ出るのを最低限防ぐと同時に、サービスの方を呼びましょう。どんな時でも忘れてはならないのは、あなたはレストランの「お客様」だということです。決して自分で全てをやってしまおう、などとは思わず、基本的にはサービススタッフにお願いしましょう。
また、同席者や近くのテーブルのお客様に被害が及んでいないかも確認しましょう。ワインなどの液体は、気付かぬうちに思いのほか遠くまで飛沫が飛んでいることもあります。周囲の方の洋服を汚してしまっていないか、確認をしてください。
さらに、ワイングラスが割れてしまった場合は、慌てて立ち上がることはせず、自分と周囲の人に怪我がないかを確認し、ガラスの破片が飛び散っている可能性があることをサービススタッフに知らせておきましょう。
何と言っても一番肝に銘じておきたいことは「慌てない」ということです。パニックになってしまって気持ちが焦っていると、テーブルクロスをひっかけてしまったり、他のグラスや、カトラリーをひっくり返してしまうことにもなりかねません。
被害を拡大させないためにも、とにかく「処理はお店のスタッフにまかせる。自分は落ち着いて周囲に目を配る。」ということを考えるようにしましょう。
このような対応は、ワイングラスを倒してしまった時だけでなく、スプーンやフォークなどのカトラリーに関しても同様です。誤って床に落としてしまっても、「自分で取ろう」とは思わないでください。まずは、サービススタッフに状況を伝え、新しいカトラリーを用意してもらえばいいのです。