レストランでの一大行事、テイスティングの役割とは?

レストランでボトルワインをオーダーした後、必ず行うことがあります。そう、「テイスティング」です。オーダーしたワインをソムリエが運んできて「テイスティングをお願いします」と自分の前にワインが注がれた時には心臓がバクバク・・・という経験をしたことが、1度や2度はあるのではないでしょうか。

でも、心配しないでください。きっと「テイスティング」の本来の意図がわかっていなかっただけだと思います。

形式だけで、全く意味のないことなら、行われないはずですよね。

それではなぜテイスティング、ということが行われるのでしょうか?

まず、多くの方が誤解しているかもしれないですが、ソムリエはあなたに「テイスティングした感想」を求めているのではありません。わざわざ「これはとてもフルーティーな香りですね」だとか「輝きのあるルビーのような色が」などというコメントはしなくてもいいのです。

ソムリエは、ホストにテイスティングしてもらうことによって

・持ってきたワインが、オーダーされたワインで間違いないこと
・ワインの状態や品質に問題がないこと
・適正な温度であること

を確認したい、ということなのです。

なので、テイスティングをしてみて、例えば「不快な香りがする」といった場合や「ワインが腐敗している」といったようなことがなければ「大丈夫です」「これでお願いします」とソムリエに告げ、そのままサービスを続けてもらいましょう。

一つ覚えておいて頂きたいのは、「テイスティング」は決して「試飲」ではない、ということです。「想像していた味と違う」という理由で、別のワインに変更することはできませんので、予め注意が必要です。

テイスティングをする方は、その日の食事会のホストにあたる方となります。続いて幹事役の方、その次にワインを選んだ方、となりますので覚えておきましょう。

テイスティングについてはあまり難しく考えず、

・オーダーしたワインかどうか(銘柄・年号・容量・造り手など)
・劣化していたり腐敗していないか
・味がよくわからないほど冷やしすぎていたり、温度が高すぎることはないか

という最低限の確認をする儀式だ、と考えるのがいいでしょう。

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