料理とワインの値段は、どのようなバランスで頼めばよいですか?

原則として、高価な料理には高価なワインが、逆に安価な料理ならば、ワインも安価なボトルか、またはグラスで頼むのがよいでしょう。

中には例外もありますが、高価で重厚な料理は、重厚な味わいの高価なワインと相性が良く、安価で庶民的な料理は、庶民的な安いワインとの相性が良いようになっているものなのです。つまり、料理の値段とワインの値段のバランスをとれば、料理とワインの相性が合った組み合わせになるということです。

極めて大ざっぱな目安として、一人の料理の単価の四割程度をワインの予算に充てることをおすすめしています。一人五千円の料理なら、その四割で二千円程度になりますから、二人で四千円程度のワインを一本頼むような感じが理想的と言えます。

とはいえ、ワインを選ぶ際に一番肝心なのは、値段ではなく料理との相性なのですから、それをしっかり念頭に入れた上で、自分の好みや、体調などを考慮して、ワインを選ぶとよいでしょう。

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