スマートなワインのテイスティング方法は?

例えばレストランでワインを頼み、一口飲んで「おかしい」と感じたらすぐにソムリエ等に申し出ると良いでしょう。別にワイン初心者だからと気兼ねする必要はありません。

ただし何が「おかしい」のかを具体的に説明する必要はありますから、「色」や「香り」、「味」などの何に疑問を持ったのか問いかけてみましょう。

レストランによってはボトルで注文した場合、テイスティングを勧められる場合があります。テイスティングはワインに劣化や腐敗が無いかを確かめるために行うものです。

たとえば「ブジョネ」はコルク内部にカビが生えて、そのカビの匂いがワインに移ってしまうことです。ですがワインの初心者がおかしいと感じたことが、「ブジョネ」であるか他の何かであるか、問題が無いのかはわかりません。

そんな時は、素直に違和感を申し出ましょう。もし「大丈夫です」と言ってしまったら、我慢して飲まなければなりません。本当にワインが劣化していた場合は、別のボトルを開けてもらえます。問題が無い場合でも、「こういう味です」と説明をしてもらえます。

ただしこれはあくまでワインが劣化して異常がある場合の取り替えなので、「好みの味ではない」というクレームには対応できません。また年代物のワインは、抜いてみるまでわからないので、年代物を注文する場合のリスクは注文する側にあると考えるのが常識になってます。

テイスティングはまずソムリエがワインのラベルを見せて確認を求めます。そして栓を抜き、あなたのグラスに少量注いでくれます。

あなたはグラスの足を持ち、まずワインの色を見てにごりが無いか確認します。次にワイングラスを鼻に近づけて香りを嗅ぎ、「ブジョネ」等の異臭が無いかチェックします。

最後にワインを一口含みます。強い酸味などを感じないか確かめます。色、香り、味に違和感を感じなければソムリエにそう伝えましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る