レストランにおけるワインリスト攻略法
良いワインを揃えたレストランでは、自分の所で扱っているワインの事をよくわかっています。ですから料理に合うワインや自分の好みのワインを遠慮せず尋ねると良いでしょう。
もし自分でワインを選ぶ場合は、まずワインリストを開きましょう。急ぐ必要はありませんので、アペリティフ(食前酒)など頼んでワインリストを眺めるのもいいかもしれません。
ワインリストは必ず国別、地方別(ボルドーやブルゴーニュなど)に分けてありますから、予算に合わせていくつかピックアップしてみましょう。
次にワインリストと同時に料理メニューも出てきますから、それに合わせてワインを選んでみましょう。オードブルや魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワインが原則ですが、必ずしもそれに合わせる必要はありません。
注文する本数はは4人ぐらいなら白と赤を1本ずつで丁度いいでしょうが、2人の場合は多すぎます。
2人の場合はグラスで頼めるならグラスワインを頼んでみましょう。肉がメインの場合はシャンパンを1グラスずつ、その次に白ワインを1~2グラスずつ、最後に赤ワインを1本頼むといいでしょう。魚料理がメインの場合は逆に白を1本にして赤をグラスで頼むといいでしょう。
ワインリストには高価なワインが並んでいますが、気遅れすることはありません。予算に応じたワインを選んでください。普通の日は安めのワインを、特別の日は高いワインを飲んでみてはどうでしょうか。
レストランにおいてワインは料理を楽しく食べるものなので、値段の高いものよりも料理に合うワインを選んだ方が良いでしょう。
最後に知らないことはレストランのソムリエかワイン担当の係に聞いてみましょう。店のおすすめを聞いてみるのもよいでしょうし、料理を決めてからソムリエに選んでもらうのもいいかもしれません。
その際、予算が一つの基準ですから小声で伝えましょう。レストランは楽しく食事をする場所なので、無理をしたり気兼ねする必要はありません。