本物のワイン好きはやっぱり赤ワイン派?

白ワインは甘口辛口の違いから言えば圧倒的に幅が広く、素晴らしい白ワインも多くありますが、やはりどうしても赤ワインの方が「ザ・ワイン」という感じがします。これは味の好みやワインの出来に関係なく、白ワインより赤ワインの方がより「ワインっぽい」のです。

白ワインはある程度飲み続けていると、その味の変化の無さに飽きてきてしまいます。しかし赤ワインは複雑で、熟成による味の変化だけでなく、飲み進めていくうちに時間による味の変化も楽しめます。

赤ワインが白ワインに比べて味わいが複雑なのは、その醸造方法に原因があります。白ワインはブドウ果汁のみを発酵させるのに対し、赤ワインはブドウの果汁だけでなく種や皮・枝なども一緒に砕いて果汁と一緒に発酵させます。

その過程でどれだけスキン・コンタクトをとるか(果汁との接触時間をとるか)によって違いが生まれ、赤ワインの複雑な味わいを作り出すのです。その複雑さと味わいの豊かさこそが、ワインの王道だと考える人が多く、いわゆる「ワイン好き」は赤ワイン派が圧倒的多数なのです。

また赤ワインには、白ワインにはない、長年飲み続けることによって感じられる旨みがあります。赤ワインを飲み始めたころは少し酸味や苦みが苦手だった人も、料理とのマリアージュや様々なワインとの出会いによって、とても美味しいと感じるようになるでしょう。

そして更に年月が経つと、安い赤ワインやシンプルな赤ワインの美味しさをしみじみと感じるようになるのです。これは米を主食とする日本人が、ご飯の美味しさをかみしめるような感覚に似ています。時間の経過によって、改めて赤ワインの美味しさと出会えるのです。

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