私がワインを美味しいと思った時・・・
友人たちと温泉旅行に向かっている新幹線の中で飲んだワインが、最高に美味しかったのです。飲んだワインの種類は普通の北海道のワインで、甘口でした。飲みやすくどんどん飲んでしまい、気づくと1人1本のペースで空瓶だらけになっていました。
元々お酒が大好きな私たちですが、普段は車を運転するので、誰かはお酒を飲めなかったり、明日の仕事を気にして控えたりと、思いっきり飲むわけにいかないような状況でした。その影響もあり、明日も気にしない、運転しなくてもいいというような条件がそろい、お酒が進んだのかもしれません。
それに、久々に再開した友人たちと会話がはずみ、テンションも高くなっていたのも要因かもしれません。私たちはみんなでこのワインは本当に美味 しいねとびっくりしたくらいでした。
そして旅行の後、しばらくはあまりワインを飲む機会はなかったのですが、たまたまスーパーで同じワインを見つけたのです。あの時の味を思い出し、早速購入しました。そのときは家族が一緒だったので、すっごく美味しいんだということをアピールしました。そしてみんなで飲んだのですが、甘口なだけに昔飲んだ味よりも甘さが強くジュースのような感覚でした。
同じワインを飲んだのに味が違うのです。お酒は、一緒に飲む人や、環境が大事なのかもしれないと考えました。昼間から新幹線に乗ってワインを飲む、それはとっても贅沢なことかもしれません。あるいは結婚式などのお祝いの席で飲むお酒は格別でしょう。
ワインに詳しい人は味の違いや美味しさなどワインの種類で違いを感じているかもしれません。しかし、私は種類だけではなく。飲む場所、人でもワインの味は変わると思っています。だからこそ、お酒は楽しい場であってほしいものです。