ワインと合わない食材の例を教えてください
欠点を探しながらワインを飲むのって実は、とてもつまらない飲み方なので、「ワインと合わない食材は?」と言われたら、ワイン通は困ってしまうかもしれません。
例えば、数の子はワインに合わないとよく言われますが、実際に試してみると噂で言われているほど合わなくはないと思います。
どうしても合わないと感じるのは、鰹節と醤油と日本酒に漬け込むことによるものだと思います。もしも数の子をフランスの料理人に調理してもらったとすれば、まったく違った料理になり、素材の生かし方も変わってくると思います。
つまり、食材の使い方として数の子がワインに合わないという事ではなくて、日本で食べているモノの多くの数の子料理がワインと合わないという事なのです。
数の子をベーコンとトマトとチーズを使ったグラタン風に調理してみるとどうでしょうか。数の子でも辛口のロゼワインにピッタリな食材になります。
つまり、ワインと合わないと言われている食材でも、調理の仕方を変えれば合わないという事はなくなるでしょう。