これからは「缶ワイン」が流行するかも?

最近ではファミマと日本盛のコラボで生まれた「缶日本酒」なるものも売られていますが、ちょっと前までは缶のお酒といえばビールや缶チューハイぐらいしかありませんでした。

その原型となる酒が紀元前からつくられていたという点では、ビールもワインも同じ。しかし、ビールがいち早く缶につめられて売られていたのに対し、缶ワインというのはずっとありませんでした。

その原因はアルコール度数にあります。ワインはだいたい10%から15%ぐらいまでのアルコール度数が平均的。それぐらいの度数の酒を缶に詰めると、アルミだろうとスチールだろうと腐食してしまうため、缶ワインができなかったそう。

世界で初めての缶ワインが作られたのは、わずか20年ほど前のこと。オーストラリアのバロークス社が、ワインを入れても腐食しない缶のコーティング技術を開発したおかげでした。いまではいくつかの会社が缶ワインを生産しています。

日本ではまだ馴染みがないこの缶ワイン。ニューヨークでは今、その手軽さや珍しさから人気が急上昇中だとか。缶ワインの売り上げが、2015年と比べて倍になっているといいます。(2017年現在)

確かに缶ワインなら品質の変化は起こりにくい上、飲み切りサイズであれば残った分をいかに保存するかなどということに頭を悩ませる必要もありません。

専用のワインクーラーがなくても冷蔵庫で冷やせるのもまたお手軽。

品質が変化しにくい分、熟成させるということはできませんが、自宅で熟成させるなどというマニアックな楽しみ方をする人は限られていますから、よりカジュアルにワインを楽しめるということでは、瓶詰めワインよりも缶ワインのほうが上と言ってもいいでしょう。

この時代になってもアメリカで流行ったものをありがたがる人というのは一定数いますから、ニューヨークでこの缶ワインが流行すれば、しばらくたって日本でも缶ワインが注目され、流通も増えるかもしれません。

そもそも、缶の日本酒がつくれるなら、日本のメーカーが缶ワインを作り出すかもしれませんね。

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