水からヴィンテージワインができるようになった!?
水をワインに!?といってもキリストの奇跡とかマジックのたぐいではなりません。
カルフォルニアにあるワイナリーが、最新の分析技術によりワインに含まれる全ての成分を分析。
そして、その成分をすべて水にぶちこむと、分析したのとほぼ変わらないワインができるのだとか・・・。
ヴィンテージワインの再現にも成功しているようです。
ワインを構成するのは、アルコール、アミノ酸、糖、有機酸、ポリフェノールなど。
これらを、本物と同じ割合で水にまぜれば本物とかわらない味になるなんて、某グルメマンガの原作者が聞いたら発狂しそうですけど、自然のものでも人工のものでも成分組成は同じですから。
多分単に混ぜるだけという話ではなくまぜてワインにする技術が必要になるのだろうとは思われますが、それでも15分もあればできてしまうそうです。
時間もコストもかからないので非常に安くできるそうで、これが広まれば日本でも安くヴィンテージワインっぽいワインを味わえるようになるかもしれません。
まあ、インスタントコーヒーや缶コーヒーがこれだけ広まっても、豆から淹れるコーヒーにこだわる人がたくさんいるように、このワイン風のなにかが広まっても本物のワインがなくなるということはないでしょうけれど。
でも、そのうち水でうすめるだけでワインになる「ワインの素」的なものが売られるかも!?