口臭予防のみならず。ワインや紅茶に含まれるフラボノイドの女性に嬉しい効果とは?
ポリフェノールといえばワインやチョコレートに含まれているものとしてあまりにも有名です。
そしてフラボノイドというと、緑茶などに含まれる成分で、口臭予防効果などがあり、ガムに配合されていることでおなじみです。
そのフラボノイド、実はポリフェノールの一種なのです。
つまり、ワインにもフラボノイドが含まれているということ。そして、そのフラボノイドは、女性にとって嬉しい効果をもたらしてくれるようなのです。
イギリスはイーストアングリア大学、ノリッチ・メディカルスクールで、ある調査が行われました。
「フラバノール」、「フラバノン」というフラボノイドの一種である成分を多く摂取した女性は卵巣がんのリスクが下がる傾向にあるということです。
同調査は20代から50代という幅広い年齢層の女性約17万人を対象に行われました。
ここまで大規模な調査は同大学でも初めてだったそうです。
卵巣がんは、女性にとって気になる病気のひとつですから、特にワインが好きな女性には嬉しいニュースです。
また、フラボノイドの抗酸化作用は動脈硬化や免疫力強化にも効果があります。このような効果を聞けば、ぜひ積極的に摂取したいものです。
ワインの他、紅茶、プルーン、柑橘系の果物、林檎などにもフラボノイドは含まれます。
実験では、紅茶を1日数杯摂取する人の卵巣がんリスクが特に低かったそう。
今後、ワインを楽しむときは、チーズやアヒージョなどのおつまみの他、オレンジや林檎などのフルーツの盛り合わせもぜひメニューに加えたいですね。