理科の実験道具型ワイングラスの意味がわからない
ワイングラスには細長いものや幅広のものなどいろいろありますね。こだわりのある人は、飲むワインごとにグラスも使い分けているそうです。
そんないちいちグラスを変える必要あるの?って思う人もいるかもしれません。でも、私はワインではありませんが、器によって同じ飲み物も味が変わってくるという体験をしているので、これは当然のことだなと思っています。
しかし、そうした意味でまったく理解不能なのが、アメリカのPeriodic Tableware社が、クラウドファンディングによって資金を得て生産・販売している「理科の実験道具型グラス」シリーズ。
このシリーズは、みなさんも小学生のときに使ったであろうビーカーやフラスコなどといった理科の実験道具がモチーフになっていて、目盛りをつけたグラスや、サーバーなどが出ています。
特に意味不明なのが、ビーカーに足をつけたワイングラス。なんというか、見た目すごくアホっぽいです。
実はこのシリーズののレビューは日本でも何本か書かれているのですが、その中に、意外に食卓に置いてもすんなりマッチするなどと書いたものがあって、バカなこと言ってんじゃねえとツッコミを入れずにはいられませんでした。
多分そのレビュアーは、画像を見ただけで適当に書いたのだと思うのですが、このシリーズはジョークグッズ以上の価値はないと思うので、そんな無理してオサレアピールしなくてもいいのよと思うのですよ。むしろ、「なんで作った」とツッコむのが作法というものでしょう。
ただ、このシリーズにあるフラスコ型シェイカーに限って言うと、カクテルを作るときに目盛りを目安にすることができて、蓋をとらずに注ぐことができるようになっているので、けっこう便利じゃないかなと思いますが・・・。