グラスの材質によってワインの味わいは変わる?
ワイングラスの材質によってワインの味わいは変わってくるのでしょうか?実はグラスの材質よりも飲むときの感覚に影響してくるのは、唇に触れるところのグラスの厚さや形状で、材質はあまり関係ありません。
ですから、ワイングラスがガラス製だからどうだとか、クリスタル製だからどうだという材質による味わいの違いはほとんどありません。しかし残念ながらソーダガラスは、時間が経つと変色してしまいますので、気になる人は避けた方がいいでしょう。
ワインのテイスティングの際は、色や濃淡、透明感などを見るために透明なグラスを用いますが、カットグラスなど装飾が施されたグラスも綺麗で食卓に彩りを添えますので、家庭で楽しむにはおすすめです。
グラスの材質による味の違いはありませんが、ワインを注いだときの光沢は少し変わってきます。クリスタルを多く含むグラスは、光の加減によっては若干青く感じられることがあります。
もちろん青いからといって悪いという訳ではなく、青い方が美しく輝いて見えることもありますので、あとは好みで自分がよりワインを楽しめるグラスを選ぶといいでしょう。