ドメーヌとネゴシアンの違いとは

ワイン造りの歴史の長いブルゴーニュには、ドメーヌとネゴシアンの2通りのワイナリーがあります。

自分の畑で栽培したブドウのみを使ってワインを造る普通のワイナリーの事をドメーヌと呼びます。

しかし規模が小さく、自家で醸造や熟成まで行えないブドウ農家も多いため、そういった農家からブドウまたはワインを買い上げ、醸造・熟成を行うワイナリーもあります。

そのような醸造・熟成専門のワイナリーの事をネゴシアンと呼びます。

ドメーヌは規模が小さい家族経営で、多くは代々の相続により条件の良いブドウ畑を所有し、限られた地区に特化したワインを造っています。

対するネゴシアンは大規模な企業によるもので、あらゆる地区からブドウを買い上げてワイン造りを行っています。

一社でさまざまな種類のワインを造ることができるのが特徴で、仕入れ先も複数のブドウ農家になるため、品質のバラツキを均一化することができます。そのため、選果や試飲による原料選びとブレンド技術がとても重要となっています。

一般的には、ドメーヌの方が個性的で品質が高いものが多いのですが、技術力の高いネゴシアンにも、すばらしいワインを生み出す所があります。

最近は、自社畑を持たない若い醸造家が優れたブドウ農家と契約し、栽培に関するアドバイスを行い、驚くほど上質なワインを生み出す例も増えています。

ブルゴーニュワインは、ブドウ畑の立地条件のよさもさることながら、ネゴシアンのような造り手と、その技術力が大きく関わっていると言えるでしょう。

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