ペサック・レオニャン地区とグラーヴ地区

ガロンヌ河の左岸、ボルドーの市街地に最も近いワイン生産地に、ペサック・レオニャン地区があります。

その南東の川沿いにはグラーヴ地区が広がっており、両地区とも良質な辛口白ワインと、メドックよりも香りが繊細で、やや渋味の強いエレガントな赤ワインを産出しています。

ペサック・レオニャン地区は、1987年に新設されたAOCで、それまではグラーヴ地区の一部となっていました。

しかし、格付けが第一級のシャトー・オー・ブリオンをはじめとし、1953年に発表されたグラーヴの格付けに選ばれた全てのシャトーがペサック・レオニャンにあり、またこの地区でのワイン生産の歴史も古いことから独立し、独自のAOCとなったのです。

土壌は、その地名からも分かるとおり、グラーヴ(砂利)が多く、水はけがよいため、水分で痛みやすく、日照量を必要とするカベルネ・ソーヴィニョンの出来が秀逸となっています。

また、ガロンヌ河のちょうど対岸には、カジュアルな白ワインを産出することで有名なアントル・ドゥー・メール地区がありますが、そことは対照的に、エレガントなタイプの白ワインを産出しています。

香り豊かで力強く、ボディ感があり、中には10年以上樽で熟成させるものもあるのです。

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