ワインに合う料理の新定番「アヒージョ」とは?
ワインに合う料理には、どんなものがありますか?
チーズ?それとも牛肉のワイン煮込み?トマトソースのパスタ?
もちろんそれらも定番ですが、最近は「バル料理」に注目が集まっています。
「バル」とは、ワインやタパス(小皿料理)を手頃な価格で提供する軽食喫茶店のこと。もとはスペインやイタリアのものですが、日本でもワインを気軽に楽しめる居酒屋として人気が定着しています。
今までワインを楽しむといえばフレンチやイタリアンのレストランでした。しかし、気軽に安価で楽しめるバルの人気が拡大し、ワインに合わせる料理にも新たな風が吹いてきたようなのです。
あるレシピサイトが「ワインに合うバル料理」についてアンケートを行ったところ、第1位に輝いたのは、「アヒージョ」という料理でした。
「アヒージョ」、なんとなく聞いたことがあるだけの人、初めて聞いたという人もいると思います。
この「アヒージョ」、一体どんな料理なのでしょうか?
「アヒージョ」はスペイン語で「ニンニク風味」という意味で、その名の通りたっぷりのニンニクを、海老やマッシュルームとともにオリーブオイルで煮込む料理のことです。
グラタン皿のような陶器の皿で煮込み、そのままテーブルに提供されるスタイルなので、オイルとニンニクが絡んだ具材を熱々のまま頂けます。
海老のアヒージョが代表的ですが、鶏肉や砂肝、野菜など様々な具材を取り入れられるため、赤白どちらのワインにも合わせられるのが魅力です。
具材とニンニクの風味がしみ込んだオリーブオイルをバゲットやフォカッチャなどに浸して食べるのも、また楽しみのひとつです。
バルでワインとともに楽しむのも格別ですが、身近な材料で作ることができる上、調理法はシンプルなので自宅でも簡単に手作りできます。
オリーブオイルとニンニクに合うものなら何でもOK。もしかしたら意外な具材がアヒージョ向きとの発見もあるかもしれません。
「レシピブログ」や「クックパッド」などのレシピサイトには、定番の具材から意外な具材を使ったアヒージョレシピが数多く掲載されています。
週末はワインを買い込んで、自宅で新定番料理「アヒージョ」を堪能してみてはいかがでしょうか。