冬の定番、甘辛すき焼きとワインでは?

美味しい霜降りの牛肉が手に入りました。折りしも今夜は、この冬一番の冷え込みになる予報。そんな夜は、身も心も温まる贅沢なすき焼きに決まりです。すき焼きと言うと、割り下を使う関東風と、直焼きにする関西風とありますが、ここでは是非関東風をおすすめします。

関東風すき焼きの特徴である割り下を、赤ワインに変えるのです。赤ワインと醤油という組合せは、脂の乗った霜降り牛には、絶妙な味のバランスで、おすすめです。赤ワインの骨格の太さや渋みは、すき焼きに使う牛肉の脂身の多さで決めると良いでしょう。

肉が甘めで脂が多い場合は、熟成の進んだしっかりした赤ワインを、また最近では健康志向から赤味の牛肉を好む人も増えてきました。そんなさっぱりした肉質の牛ならば、ライトボディな赤ワインを割り下に使うと良いでしょう。

せっかくの赤ワインで煮込んだすき焼きの風味を壊さないためには、伝統といえる生卵の使用は控えてください。当然、ここでは味付けは、そのまま食して調度良い加減の塩梅に抑えて仕上げます。

赤ワインは、新しい家庭料理としてのすき焼きのスタイルを提供してくれます。

関連記事

ページ上部へ戻る