世界三大美食の中華、ワインを選ぶのも腕次第?
中華料理といえば、フランス料理、トルコ料理に並んで、世界三大美食に連ねられていることでも有名です。そのバリエーションの豊富さからも納得できます。
ということで、あらゆる味が混在する味覚のカオス、中華料理にワインを合わせるというのは、ワインへの情熱と共に、あなたの知識も問われるところです。
では、まず何から料理していきましょうか。ヒントは軸になっているスパイスや調味料から紐といていくと良いでしょう。ニンニクが味の中心になっている、比較的さっぱりしたギョウザや春巻きなどには辛口ロゼワインを。甘みが強くオイスターソースが効いている炒め物には、棘のない赤ワインを合わせると良いでしょう。
魚介類を鶏ガラ出汁で料理したものには、辛口の白ワインといった感じです。これら以外にも、その組合せは無数にあります。
また、豚肉を使った料理や、スパイスに八角を使ったものならば、ボージョレーがおすすめです。ボージョレーワインは、アニス(八角)の芳香を持っているのです。ボージョレーの産地、フランスのリヨンでは、豚肉料理が盛んだというのも頷けます。