サラダにワインは合わないと言うのは、ウソ?ホント?
一部で囁かれている「ワインにサラダは似合わない」という噂は、さて本当でしょうか?いいえ、それは間違っています。合わないのは、サラダそのものではなく、醸造酢、とくに米や穀物から作られたお酢が、ワイン全般とマッチしにくいのです。つまり、問題はドレッシングを作る時に、酸味として何を使うのかということです。
シンプルなグリーンサラダに、塩と粗挽きブラックペッパー、アクセントにはレモンかライムを絞った果汁、グレープシードオイルを少々。こんなサラダでしたら、白ワインがとても似合うと思いませんか?
また、お酢を使う場合、果実酢を使うことをおすすめします。アップルビネガーやぶどうで作るワインビネガーなどでしたら、ワインの芳香を壊してしまうことがありません。
サラダの材料も考えてみましょう。新鮮な野菜にセミハードやハードタイプのチーズを、砕いて入れたり、ゆで卵やカリカリのベーコンなどの動物性たんぱく質を混ぜて、味にバラエティを出したとします。すると、より一層白やロゼワインが引き立ちます。