ワインと刺身とを上手く合わせるにはどうしたらよいでしょうか
刺身をワインで美味しく頂くには、基本は美味しい塩で食べることです。塩をつけて刺身を食べると、季節の魚や香りを感じることが出来て、その後に醤油などを調節しながら、食べる方法が良いでしょう。
最初から生醤油だったりわさびをべったりとつけてしまうと、どんな魚でも味が均一化してしまい、刺身による違いが出るとすれば、歯ごたえだけという事になりかねません。
素材本来の持っている甘味や旨味、そして香りを楽しむためには、やはり塩味と酸味がポイントになるでしょう。
白身魚やたこ、イカ等を食べる場合にはワインと一緒なら、ワインは酸を持っているので、後は塩味を加えてあげれば、相性を見てもかなり良くなるでしょう。
このように、魚の風味を楽しむように考えれば、自然にワインも日本酒よりも相性の良いモノに感じられるようになるでしょう。
ワインに合わせてタレを変えるのも楽しみの一つだと考えられます。例えば、ワインのポン酢や、塩とクールブイヨン、塩とライム、オリーヴオイル、赤身にはワサビの代わりに、黒胡椒やマヨネーズ、ごま油、塩等を使うと赤ワインも刺身と一緒に美味しく頂くことが出来るようになります。