気泡の状態から、シャンパーニュの品質はわかりますか?
グラスの底から立ち昇る泡の持続性、簡単に言えば小さな気泡がワインの表面で残っているか否かが大事なポイントになります。高品質のシャンパーニュだったならば、そそいでから30分経過しても、そそいだ時と同じように泡が出続けているはずです。
さらに本当にすばらしいと形容できるシャンパーニュならば、瓶の半分程を飲み残し、栓を閉めないままの状態で3日放置したとしても、シャンパーニュの中には多量の泡が解け残っている状態でしょう。
これはシャンパーニュの中に、それだけ多くの炭酸が溶け込んでいる状態で、さらに安定しているということを表す大きな証拠となるでしょう。
またシャンパーニュをグラスにそそいだ時に、まるで卵のメレンゲようにきめ細かで、クリーミーな状態の泡が、ワインの表面に立ち昇るならば、そのシャンパーニュの状態はグッドであると言う事ができるでしょう。
こうなるのは、瓶内の熟成期間の長さが関係しており、より長く熟成させるのならば、ベースとなるワイン自体も上質なものである必要があります。